全国大会の実施競技

1 農業鑑定競技会

 農業に関する知識・技術の成果を、鑑定・判定・診断等の技術において、その実力を競い合うものです。競技の実施区分と出題範囲は、所属する9つの学科・コース(農業、園芸、畜産、生活科学、農業土木、林業、食品科学科、造園、農業機械)に分かれます。出題数は40問で、1問当たりの解答時間は20秒です。ただし、最後の2問は40秒問題となっており難問です。要は、机の上に並べられた農業生物、種、肥料、機械機具、農薬・・・等々を20秒というわずかな時間で鑑定・判定し、解答用紙に書き込んでいき、その正解率を競うというものです。40秒問題は、農薬や肥料などの計算問題が多く、備え付けの電卓を使ってもよいことになっています。

2 プロジェクト発表会

 日ごろのプロジェクト活動の成果をスライドやパソコンなどの視聴覚機器を使って発表することにより、クラブ員の科学的な資質の向上を図ります。発表時間は10分です。発表区分と内容については、次のとおりです。

区分 食 料

 1 食料生産や食品加工に関すること
 2 食料や食品の経営・流通に関すること

区分 環 境

 1 環境の保全・創造に関すること
 2 環境を創造する素材の生産に関すること

区分 文化・生活

 1 文化や交流に関すること
 2 生物の活用に関すること

 発表は、通常10名以内とされ、個人・グループで行われます。発表者、指示棒やレーザーポインター等を使った指示者、スライド映写機やパソコン装置の操作係が必要となります。また、生産物等の展示や演示も行われます。

3 意見発表会

 クラブ員の身近な課題や将来の抱負について意見交換をし、問題解決のための自主的・積極的な態度と能力を養うとともに、クラブ員の親睦と連携を深めることを目的としています。発表時間は7分で、発表区分と内容については次のとおりです。

区分 食 料

 1 食料生産や食品加工に関する意見
 2 食料や食品の経営・流通に関する意見

区分 環 境

 1 環境の保全・創造に関する意見
 2 環境を創造する素材の生産に関する意見

区分 文化・生活

 1 文化や交流に関する意見
 2 生物の活用に関する意見

 発表者にとっては、いかに自分の気持ちと発表内容を聴衆に理解してもらうことができるかも重要な要素です。7分間原稿を見ずに精一杯発表します。

4 農業情報処理競技会

 農業情報処理に関する基礎的な知識を問うとともに、パーソナルコンピュータを使用した表計算並びに考察文書処理を行う競技会です。1時間の制限時間内に、表計算処理、グラフ作成は、指示された内容に従い、与えられたデータを処理し、表及びグラフを作成します。その後、作成した表やグラフを参考に考察を行い、ワープロで文書を作成します。データの的確な判断と素早い処理能力が試される競技会です。
平成19年度第58回全国大会(広島大会)代議員会で、競技実施要項を一部改訂し、関数のIF文が追加されました。

5 測量競技会

 平板測量の技術を、3〜4人のグループで時間の速さと測量技術の正確さを競う競技会です。指定された測点をアリダード・巻き尺・ポールを使って、10〜20分の制限時間内に、いかに早く、正確に測量できるかを競います。そして外業でのデータを基に、一次作業・二次作業という内業があります。チームワークも重要で、これらのすべてがしっかりとできていなければなりません。

6 家畜審査競技会(公開競技)

 牛(乳牛・肉用牛)や豚の外貌(がいぼう)を比較・観察し、体の中でよい部分と悪い部分を見分ける目を養うことを目的とした競技会です。通常は4頭が並べられ、その中で骨格・肉付き・乳房の形等、各部の優劣を順位付けします。制限時間は30分で、家畜をいろいろな角度から観察し、審査用紙に記入していきます。

7 フラワーデザイン競技会(公開競技)