1997年10月20日(月) 読売新聞東京本社発行 夕刊13面
第48回日本学校農業クラブ全国大会鳥取大会(日本学校農業クラブ連盟など主催)が、22、23の2日間、鳥取市など鳥取県内2市1町の7会場で開かれます。今年は大会の様子が初めてケーブルテレビ(CATV)で全国に衛星中継されることになりました。またメーンの「プロジェクト発表」部門に、文部大臣奨励賞に加えて、今回から新たに農林水産大臣賞が2つ授けられることになりました。
全国に放映されるのは、主に大会2日目(23日)で、午前9時から午後零時半までの式典や歓迎の集い、各部門の成績発表や最高賞を受賞した研究作品や意見発表の模様です。その中には前日の協議会の様子も盛り込まれます。
同県のCATV連絡協議会の働きかけで、農林水産系の「グリーン・チャンネル」がキーステーションになり、画像は衛星中継で全国約240のCATV局に送られ、回線を通じて流されます。大会だけでなく、農業高校生の日ごろの姿を知ってもらいたいとするCATV先進県ならではの試みです。
また新しい農林水産大臣賞は、農業後継者の育成を励ます意味から、このプロジェクト発表部門で(農業経営や流通)を研究する、A分野と、(農業技術の改善と普及)を研究するB分野の最優秀受賞者に授けられることになりました従来からの文部大臣奨励賞は「地域の生活や文化を」研究するC分野のそれに授けられます。
これまでは、それぞれ異なる3つの分野で別々に選ばれた最優秀賞受賞プロジェクトの中からさらに1つを選んで文部大臣奨励賞が授けられてきたため選抜が困難を極め、同じ西遊賞に優劣をつける印象を与えかねなかっただけに、大臣賞の増加は研究に励んできた高校生にとっては朗報でしょう。
今年の会場も農業を志す高校生たちの熱いメッセージに満ちあふれることでしょう。私たちは手分けして子の大会を取材し、今月30日付の朝刊で全国に報道する予定です。(ヨミウリ・ジュニア・プレス特別取材団)